COMMUNICATEおおざと通信

おおざと通信 6月号

食中毒編

熱くなってくるこの時期一番気になる病気といえば・・・食中毒ですよね。
食中毒は、原因となる細菌やウイルスが食べ物などにくっついて、体内に入ることによって発生します。
多くの場合、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸障害を引き起こします。


食中毒→《細菌性》経口感染
ノロウイルス→《ウイルス性》接触感染や飛沫感染

食中毒三原則
『つけない』
『ふやさない』
『やっつける』

  • ①つけない
    ・効果的な手洗いをする
    ・傷のある手で調理する場合使い捨て手袋を使う
  • ②ふやさない
    ・冷蔵庫を上手に使う
    (冷蔵庫 10℃以下 冷凍庫 -15℃以下で保つ)
    (冷蔵庫の中は7割程度)
    ・室温に放置しない
    (冷凍食品の自然解凍は避ける 電子レンジや流水を使用)
    ・作った料理は早めに食べる
  • ③やっつける
    ・清潔な調理器具を使う
    ・温め直しは沸騰するまで行う

食中毒の主な原因菌と対策

肉類 カンピロバクター病原性大腸菌
魚介類 腸炎ビブリオ

この対策は!
・生ものは一番最後に買い物かごへ
・氷や保冷剤を忘れずに
・食品はしっかりと中まで加熱する
・調理器具は洗浄後75℃以上の熱湯で1分以上消毒する

生卵 サルモネラ菌

この対策は!
・冷蔵庫で保存し、賞味期限内に消費
・十分に加熱し生で食べる場合はひび割れた卵は使わない
・調理後は早めに食べ、高齢者や乳幼児は生卵を避ける

お弁当・おにぎり 黄色ブドウ球菌

この対策は!
・調理前にはよく手洗いをする
・調理中は髪の毛や顔などにふれない
・おにぎりは素手でなくラップを使用

瓶詰・缶詰 真空パック 発酵食品 ボツリヌス菌

この対策は!
・容器が膨らんでいるもの、異臭がしているものは食べない

抗菌作用のある栄養成分で食中毒を予防しよう