夏かぜ
長かった梅雨もようやく明け、まぶしい太陽の日差しとともに夏がやってきました。
夏は、クーラーのきいた場所と暑い場所の行き来により体に負担がかかり屋外での運動や作業で身体が疲れやすくなりやすいです。
また、暑いと言って冷房をガンガンにしたり、アイス等の冷たいものを食べすぎるのもあまりよくありません。
免疫力を低下させないためにも規則正しい生活を送りましょう。
夏かぜの代表的なウイルス
エンテロウイルス アデノウイルス
腸管内で増殖するウイルス 風邪などの症状を引き起こす身近なウイルス
夏かぜの主な特徴 → 下痢や腹痛
三大夏かぜ → ・咽頭結膜炎(プール熱)
・手足口病
・ヘルパンギーナ
三大夏かぜの共通点
6月から8月にかけて流行。これらの風邪は子供がかかることがほとんどです。
子供よりも大人がかかると重篤化する可能性が高い傾向にあります。
稀に、脳炎、無菌性髄膜炎、急性心筋炎などの合併症を引き起こすことも。
症状
咽頭結膜炎 :のどの痛み、扁桃腺の腫れ、頭痛。38℃以上の高熱が3~7日程度続きます。
目の充血や目やになどの結膜炎の症状や腹痛、下痢、咳の症状が出ることも。
手足口病 :口の中や手足に水膨れのような発疹ができるのが特徴です。
1~3日程、38℃以下の微熱がでることも。元気がない、嘔吐、頭痛、
倦怠感が出ることもあります。
ヘルパンギーナ:2~4日の潜伏期間の後、発症し39~40℃の発熱と口腔粘膜に痛みを
伴う水疱性の発疹ができるのが特徴。
感染経路
・咳やくしゃみなどの飛沫感染
・感染者の便や水ほうなどからでたウイルスが直接口に入ったり、
ウイルスがついた手で目や鼻などに触ったりすることで感染したり、
ウイルスが付着したタオルを共有することで感染します。
(接触感染・経口感染))
予防方法
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手洗いうがい
((タオルの使いまわしは NG🚫)
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十分な睡眠をとる
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栄養のバランスが取れた食事
(なるべく火を通したもの食べる)
4.クーラーの温度調節に気を付ける
おおざと薬局